睡眠に関する様々な誤解、あなたも信じていませんか?
実は、最適な睡眠時間は8時間、睡眠周期90分に合わせて起きるなど、多くの思い込みが間違っているんです。
今回は、健康的な睡眠習慣を身につけたい人、睡眠不足や睡眠の質に悩んでいる人に向けて、睡眠に関する一般的な誤解を解き明かします。
誤解を正し、質の高い睡眠を手に入れて、心身ともに健康的な毎日を送りましょう!
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睡眠時間と睡眠サイクルの誤解
理想的な睡眠時間は人それぞれ異なり、年齢、体格、活動レベルによって異なります。
理想的な睡眠時間が8時間は古い常識です。
一般的には成人には7~9時間の睡眠が推奨されていますが、個々の最適な睡眠時間は異なることを理解しましょう。
睡眠不足かどうかは、日中の眠気で判断できます。電車の中や会議中に眠くなってしまう場合は、睡眠不足の可能性があります。
重要なのは、自分に最適な睡眠時間を見つけ出すことです。
また、「睡眠周期90分に合わせて起きる」という説は科学的に証明されていません。
睡眠周期には個人差や年齢差があるため、90分単位で計算しても、必ずしもスッキリと目覚められるわけではありません。
自分に合った自然な目覚めを感じる時間を探すことが大切です。
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ゴールデンタイムと週末の寝だめの誤解
「22時~深夜2時が睡眠のゴールデンタイム」という説も、古い考え方です。
成長ホルモンは1日を通して分泌されます。重要なのは、睡眠開始から約3時間内の深い睡眠を確保することです。これにより、身体の回復や修復が促進され、質の高い睡眠が得られます。
また、「週末の寝だめ」は、睡眠負債の解消にはならず、体内時計を乱す原因になります。
睡眠負債を解消するには、毎日1時間早く寝たり、15時までに15~20分の昼寝をするなど、こまめに解消するのが効果的です。
規則正しい睡眠習慣を維持することが、最も効果的な睡眠改善の方法です。
睡眠環境と生活習慣の誤解
ブルーライトは睡眠に悪影響を与えますが、ブルーライトカットメガネだけで対策は万全ではありません。
夕方以降は、部屋の照明を落とすなど、明るい環境に身を置かないようにすることが大切です。
特に就寝前は、スマホやタブレットなどの電子機器の使用を控えましょう。電子機器から放出されるブルーライトは、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制し、睡眠を妨げます。
さらに、カフェインの摂取には注意が必要です。
就寝前のコーヒーなどの摂取を控えるべきです。カフェインは体内に約8時間残留し、リラックスして眠りにつく能力を阻害します。
アルコールもまた、寝る前に飲みすぎると、深い睡眠状態であるレム睡眠に入ることが妨げられます。アルコールを摂取する場合は、1日の摂取量の目安を守り、週に2日は休肝日を設けるようにしましょう。
寝室の環境を整え、リラックスできる空間を作ることも重要です。
室温や照明を調整し、快適な寝具を選びましょう。
また、寝室は睡眠のために使う場所と決めて、仕事や勉強に使うのは避けましょう。心配事や不安なことがある場合は、寝る前に書き出したり、誰かに相談したりすることで、気持ちを落ち着けましょう。
寝る前にリラックスする時間を持つことも大切です。
ぬるめの風呂に入ったり、アロマを焚いたり、リラックス効果のある音楽を聴いたりするのも良いでしょう。
【ぐっすり眠りたいなら必見】睡眠の誤解を解き明かす! まとめ
睡眠に関する一般的な誤解について理解を深めることで、質の高い睡眠を手に入れるための第一歩を踏み出せます。
正しい情報を元に、生活習慣や環境を見直し、健康的な睡眠習慣を身につけましょう。
質の高い睡眠は、心身の健康を支える重要な要素です。
私は8時間睡眠や90分周期、ゴールデンタイムをはっきりと意識していました。
ゴールデンタイムは23時から2時だと思っていましたが、それも少し間違っていました。
人それぞれ体質は違うので、ある程度の誤差はあるとは思っていましたが、根本的に明確な基準はなく、それぞれに確認するしかないようです。
最適な睡眠方法が分からないからこそ、情報収集にいそしみ、睡眠改善に努めているのです。
睡眠の結果を記録し、ベストな時間や長さを試していくことが、人それぞれの睡眠方法になるようです。
自分に合った睡眠方法を見つけ、毎日の生活に取り入れることで、より充実した日々を送ることができるでしょう。
参照記事
ウェルナビ:https://www.nisshin.com/welnavi/magazine/lifestyle/detail_008.html
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