【書評】自己肯定感UP!ポンコツでも挑戦し続ける生き方のすすめ

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いしかわゆき著『ポンコツなわたしで、生きていく。』は、自己肯定感がテーマのエッセイです。

本書は、著者自身の「ポンコツ」な部分を認め、それを武器にもして、成長していく思考を提供しています。読者は、彼女の率直な言葉に共感し、自分自身の「ポンコツさ」を受け入れていいのだと、気づきをもらえるでしょう。

本書を通じて、自己肯定感の重要性や挑戦を続けることの意味について考察していきます。


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ポンコツを受け入れる

自己肯定感の大切さ

著者は、「ポンコツ」である自分を受け入れることが、自己肯定感を育むことにつながると記しています。
完璧を目指すことが、自己評価を下げる原因になりますが、逆に自分の不完全さを認めることで、自己肯定感を崩さないことになります。

「生きているだけでえらい」というメッセージで、立派に立ち振る舞わなくてもいい。存在するだけでえらいと、エールを送られているようです。

私たちは、日々の生活の中で物事を気楽に捉え、小さな成功や挑戦を積み重ねることで、自分自身を少しずつ肯定していくことができるのです。

知ることは選択肢を増やす

また、著者は「知ることは選択を増やすこと」と主張しています。

人は新しい知識を得ることで、選択肢が広がり、より良い選択をすることが可能になります。そもそも知らないことは選択肢にできないからです。
小さい頃の勉強も、実はこの選択肢を増やすための重要なプロセスだったのです。
知識を得ることで、自分の人生をより豊かにするための道筋が見えてきます。少ない知識なのかでは、難しい道や険しい道しか選べないのかもしれません。しかし、多くの物事を知っていることで、容易な道の選択肢を発見できるのだと思います。

これは、知っていることで他人が知らないことも把握でき、自己肯定感を高めるためにも非常に重要な要素にもなるでしょう。

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挑戦し続ける

やめなければいつかはなんとかなる

著者は、挑戦を続けることの大切さについても触れています。

「やめなければいつかはなんとかなる」という言葉は、シンプルながら力強いメッセージです。ほそぼそとでも継続することで、私たちは成長し、目標に少しずつでも近づいて行くことができます。
失敗や挫折は避けられないものですが、それを恐れずに前に進むことが、最終的には成功につながるのです。
著者は「あえてやめることをしない。」と記しています。肩に力が入らない継続へのアプローチだと思います。

休むことも義務

さらに、著者は「休むことも義務で、仕事の一環」と述べています。

特に現代社会では、働き続けることが美徳とされがちですが、休むことの重要性を再認識する必要があります。疲れ切っていては、頑張り続けることも、挑戦することもできません。体はもとより、こころを壊してしまっては行動自体ができないでしょう。
有給休暇は、取得理由を報告する必要がない権利です。
自己管理の一環として、適度に休息を取り、心身のリフレッシュを図ることで、長期的には生産性の向上にもなります。
自己肯定感を高めるためにも必要不可欠です。

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自分の意志で動く

大人は自分で動かせる

本書では、「大人なら、大抵のことは自分で動かせる」というメッセージも印象的です。

私たちは、自分の責任で選択した環境や状況の中にいます。
チャレンジしないことも、現在の環境にいることも、自分の意志であるということを理解する事が重要です。
自分の選択による結果の中にいる、と認識することで、より主体的な人生を送ることができます。
自分の人生を自分で選択し切り開くことで、自己肯定感はさらに強まります。誰かに決められた結果にいるわけではありません。

許せないことを許さなくてもいい

著者は、「絶対に許せないことは、許せないままでいい」とも述べています。

人間関係では、主に許すことが求められるます。
誰もが抱える悩みや葛藤を正直に記すことで、著者は読者に信頼感を与えられます。自分の感情を大切にすることが、自己肯定感を育むことになるのです。

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【書評】自己肯定感UP!ポンコツでも挑戦し続ける生き方のすすめ まとめ

『ポンコツなわたしで、生きていく。』は、自己肯定感を持つことの重要性を再認識させてくれる一冊です。

著者の率直な言葉は、心に響くメッセージを届けています。
特に「知ることは選択肢を増やすこと」や「大人は自分で動かせる」という考え方は、私自身に深く刺さり気づきをもらえました。
特別な表現ではなく、シンプルなメッセージであるからこそ、心に染み入るのでしょう。

また、「絶対に許せないことは、許せないままでいい」で、許せないとのメッセージが生々しくもあり、嘘偽りのない本当に考えていることを書籍にしてるのだなと、内容の信頼性を感じました。

今後もいしかわゆきの作品を通じて、たくさんの気づきを得ていきたいと思います。

生きているだけでえらい。

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