デスクトップにファイル置きっぱなし、実はNG?
「デスクトップにファイルを置きすぎるとパソコンに負担がかかる」
「パソコンぶち切り(強制終了)するときは、電源ボタンしばらく長押し」
「デフラグを頻繁に実行すると効果が機能しなくなる」
長くパソコンを使っていると、根拠不明だったり正しいのか分からない知識が身につくことがあります。
実際に”デスクトップにファイルを置きすぎた”ことが原因でパソコンが壊れたという話も聞いたことがあります。
しかし、デスクトップにファイルを置きすぎるのは実際に良くないようです。
パソコンを使いこなす上で、デスクトップはファイルを一時的に置いたり、よく使うものを見やすく整理したりと、便利な場所です。
しかし、実はデスクトップにファイルを置きっぱなしにすることは、パソコンの動作を遅くする原因となる可能性があるのです。
この記事では、デスクトップにファイルが多いとパソコンにどのような影響を与えるのか、そしてその対策について詳しく解説していきます。
デスクトップにファイルが多いと、なぜパソコンが遅くなるのか?
デスクトップにファイルを置くと、Windowsは起動時にそれらのファイルを読み込み、サムネイルを表示する必要があります。
ファイルの数が多いほど、読み込みと表示に時間がかかり、その結果、パソコンの起動や操作が遅くなるという現象が起こります。
特に、画像や動画などの大きなファイルは、読み込みに時間がかかるため、影響が大きくなります。
さらに、ファイル数が多いと、ハードディスクの容量を圧迫し、空き容量が少なくなると、パソコンの動作が不安定になったり、エラーが発生したりする可能性も高くなります。
デスクトップにファイルが多いと起こるその他の問題
デスクトップにファイルを多く置くことは、動作遅延以外にも、以下のような問題を引き起こす可能性があるそうです。
- ファイルの整理が難しくなる: ファイル数が多いと、目的のファイルを見つけにくくなり、作業効率が低下。
- セキュリティリスクが高くなる: デスクトップに重要なファイルを残しておくと、ウイルスやマルウェアに感染したり、他人にファイルを見られたりするリスクが高くなります。
- バックアップが取りにくい: デスクトップにファイルを散らばせておくと、全てのファイルをバックアップするのが困難になり、データ損失のリスクが高まります。
デスクトップにファイルを置くべき?
上記のように、デスクトップにファイルを多く置くことは、パソコンの動作やセキュリティ、作業効率などに悪影響を及ぼす可能性があります。
では、デスクトップにファイルを置くべきなのでしょうか?
答えは「NO」です。
デスクトップはあくまでも一時的なファイル置き場として利用し、長期的な保存には適していないと言えます。
デスクトップのファイルを整理する方法
デスクトップにファイルを置きっぱなしにするのではなく、以下の方法で整理することをおすすめします。
ファイルをフォルダに整理する
よく使うファイルや、用途別にファイルをフォルダに整理することで、目的のファイルを簡単に見つけることができます。
不要なファイルを削除する
使用していないファイルや、古いファイルを定期的に削除することで、ハードディスクの空き容量を確保し、パソコンの動作を改善することができます。
重要なファイルは別の場所に保存する
重要なファイルはデスクトップではなく、Windowsでは「ドキュメント」や「Dropbox」などのクラウドストレージに保存することで、セキュリティリスクを低減し、バックアップも簡単に行えます。
Macでは「書類」に保存することが推奨されています。
「ドキュメント」や「書類」は、ファイルの保存場所として用意されています。
ショートカットを活用する
よく使うファイルは、デスクトップにファイルを置かずに、ショートカットを作成して置くことで対応できます。
使用感は変わらずに負担軽減を対応できます。
デスクトップにファイル置きっぱなし、実はNG? 動作遅延の原因となる? まとめ
デスクトップにファイルを置きっぱなしにすることは、パソコンの動作遅延やセキュリティリスク、作業効率の低下など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
ファイルを整理し、適切な場所に保存することで、パソコンを快適に使いこなすことができます。
パソコンの負担は置いておくとしても、作業フロー上、ファイルが整理されている方が効率は上がります。
私の職場では、デスクトップがすべてファイルで埋まっている人も見かけます。
それではファイルを探すだけで時間がかかってしまいます。
これを機会に、ファイルをフォルダで整理する方法を見直してみてはいかがでしょうか?
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